株式会社AXCIS

景気不安、不動産の売り時・買い時は?

お問い合わせはこちら

広島市の景気不安、不動産の売り時・買い時は?

広島市の景気不安、不動産の売り時・買い時は?

2021/08/03

景気不安、不動産の売り時・買い時は?

こんにちは!
広島市・府中町で活動しています、AXCISの䑓原です。

 

新型コロナの感染者数が毎日増えています。
今後、ワクチンの効果次第だと思いますが、このまま無策で感染者数が減ることはとても考えにくいと思います。
「今不動産は売り時なの?」
「マイホームは買わない方がいいの?」
この様な相談をよく受けますが、新型コロナが与える社会への影響と照らし合わせて考えてみたいと思います。

 

 

負動産ならすぐに売却です
 

負動産とは、持っているだけでお金がマイナスになっていく不動産のことです。
・親から相続したけど、誰も住んでいない空家
・共有名義でほったらかしになっている土地
・とりあえず畑にしている土地
等々、使いもしないし、貸しもしないのなら、いち早く売却するべきです。
毎年固定資産税を払い、管理に必要な費用、交通費、手間、いくら考えても持っていていいことは一つもありません。

 

売却をおススメしてもよく言われるのは、
 

「将来、子供(孫)が住むかもしれない。」
恐らく子供(孫)さんは、住まないと思います。
結婚して広島市に住むかもわかりませんし、その時には建物がどの様な状態になっているのかもわかりません。
費用を掛ければ建物の状態を維持できますが、売ったお金と掛かる維持費用を考えると、欲しい時に新たに買った方がお得だと思います。

 

「先祖代々の土地を手放すわけにはいかない!」
ご先祖様から相続した土地は大切に管理し、次の世代に引き継がなければなりません。
だからこそ、ほったらかしにしてはいけません。
何もしなければ三代で資産は無くなるとよく言いますが、本当にその通りだと思います。
何もせず、何とか維持できたとしても、問題が後回しになっているだけで、次の世代に問題が引き継がれます。
引き継ぐのなら、負動産にならないように、アパートやマンションを建てるとか何らかの対策が必要です。
事業として使うのも嫌なのであれば、いくら先祖代々の土地でも売却した方が良いと思います。

 

今後、日本の景気は悪くなると考えられます。
土地の価格がドンドン上がっていくことも無いと思います。
今までは負動産に係る費用を捻出できたかもしれませんが、これからもできるかどうかわかりません。
費用を捻出できるにしても、負動産に充てるくらいなら別のことに使った方が良いと思います。
無駄な費用は掛けずに、現金化できるものならば現金にしておいた方がイザという時に有利だと思います。

 

 

マイホームは買わない方がいい?


昭和や平成初期の時代は、
「家を持って一人前、一国一城の主になれ」
「借金を背負うからこそ、仕事が頑張れる」
なんて言われたことがあります。
もう、そんなことはありません。
無理をするくらいなら、マイホームを買うべきではありません。
将来の昇給、賞与を当てにして住宅ローンを組むのは論外です。

 

これからは自分の勤める会社が倒産するかもしれません。ボーナスなんて無くなるかもしれません。夫婦共働きでも、どちらかが働けなくなるかもしれません。
「嫌なことをいうな!」「ネガティブな奴だ!」って思うかもしれませんが、絶対に考えるべきリスクだと思います。それだけ恐ろしい大きな買い物です。
すでに住宅ローンが払えなくなって苦しんでいる人は大勢います。

 

マイホームを買うべきではないと言っているのではなく、買うのなら万が一何かあった場合でも、毎月払える返済額に抑えてローンを組まなければなりません。
その返済額で買えないのであれば、今は買う時ではないということです。
マイホームを買うために頭金をしっかりためましょう。目標を持ってお金を貯めるのって楽しいですよね。

 

そしてもう一つ重要なのは、売りやすい物件を買った方がいいです。
・間取り、広さ
・地域
・金額
売りやすい物件であれば、万が一の時に売り逃げが出来ます。収益物件と同じように出口戦略が描ける物件を購入するようにしましょう。

 

 

いつが売り時・買い時か
 

オリンピックも終わり、新型コロナの感染者数も増え、緊急事態宣言が発令され、景気がよくなる材料が見つかりません。
景気が悪くなれば、マイホームみたいな大きな買い物は控えられ、買手が少なくなってしまいます。
買手が少なくなれば、需要と供給のバランスが崩れるので不動産価格は下がると予測されます。

 

しかし私は、全体的に不動産価格が下がることは無いと考えています。
地域によって二極化すると思います。一部の地域は下がるどころか上がるかもしれません。また、一部の地域では大幅に下落することが考えられます。

 

なぜか?
・買える人は買える
・低金利なので借り入れがしやすい
・人気エリアは高くても買手がいる
・いい物件は手放さなくなるので、物件が少なくなる

 

下がることを期待しても、お得に買えないと思います。
上がることを期待しても、お得に売れないと思います。

 

今現時点でどうしたほうがいいのかを考えて、判断するのがベストだと思います。

 

 

まとめ


将来のことは誰にもわかりません。
私は景気が悪くなる心配をしていますが、ひょっとしたら良くなるかもしれません。
新型コロナも今年の秋ぐらいには収まる事だってあるかもしれません。
でも、大事なことを判断する時は「ポジティブ=現実逃避」になることが良くあります。

 

これでもかと言うくらい考えられるリスクを把握し、どこまでのリスクなら消化出来て逃げ切れるのかを考えなければなりません。

 

欲しい物件が見つかって、自分にリスクが十分に取れる体力があるのなら、今が買い時です。
持ち続けるリスクと、売却して後のメリットが明確に考えられるのであれば、今が売り時です。

 

「ひょっとしたら、こうなるかも・・・。」は、あまりいいことにならない気がします。

 

 

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。