失敗しない不動産会社の選び方
不動産を売却、活用しようと考えたとき、まず検討しなければならないのは、不動産会社選びです。不動産の価値をよく知って、売主様のご要望に沿った売却活動を行ってくれる不動産会社に売却を任せたいですね。
こちらでは、広島市・安芸郡での不動産売却を行っているAXCISが、不動産売却の基礎知識と、失敗しない不動産会社選びについてご説明します。
信用できる不動産会社の選び方
売主の状況・想いを丁寧に聞いてくれるかどうか
POINT
01
お客様にとって大切な不動産だからこそ、売却しようと考えている売主様には、それぞれ売却に至ったご事情や理由があります。また売却方針についても、「すぐに売りたいのか」「時間をかけてでも高く売りたいのか」によって、最適な売却方法が異なります。
売主様のご事情にかまわず、「とにかくすぐに売りましょう」「今が売りどきです」などと、会社側の都合で提案を行ってくるところは、あまりおすすめできません。何よりも売主様の状況や想いを丁寧に聞いてくれる会社に不動産売却を依頼するのが安心です。
お客様の相談役として、売主様お一人ひとりのご要望やご相談に、時間をかけて丁寧に対応してくれるかどうかを判断基準とするとよいでしょう。
地元の特性を理解しているかどうか
POINT
02
「大手の不動産会社だから」「名前が知られているところだから」といった理由だけで、不動産会社を選んでしまうと、悔いの残る売却につながる可能性があります。全国対応している大手でも、個々の地域の事情に詳しいわけではないからです。
全国規模の情報が豊富でも、地域の特性を理解していないと、スムーズな売却にはつながりません。しかも大手の担当者は全国に支社があるので、遠方へ転勤する可能性もあり、「丁寧に対応してくれた担当者が遠方に転勤してしまった」などということもあるようです。
地元の物件の魅力は、地元の業者だからこそ熟知しています。したがって、地元のネットワークを駆使した積極的な売却活動を行い、その地域の物件を本当に求めている購入者を見つけてくれる不動産会社を選ぶとよいでしょう。
高額査定にはご注意を!
POINT
03
物件の査定を複数の不動産会社に依頼されるお客様は多いと思いますが、それでは、高い査定額をつけてくれた不動産会社に売却を依頼するとよいのでしょうか? 実は地域の実情に見合わない高額査定を出してくれる不動産会社には要注意です。
中には、自分の会社と媒介契約を結んでもらおうと、相場よりも高い査定額をつけてくる会社もあるのです。高い査定額をつけてくれても、その価格で売却できるわけではありません。いたずらに売却活動が長引くばかりで、最終的に値下げせざるを得ない可能性もあります。
地域の相場に見合った査定額を見極めることのできない業者では、お客様が満足できる売却は見込めないでしょう。当社代表は安芸郡、広島市における不動産売却の経験が豊富であり、適正な査定価格を出すことによって、お客様に最適なご提案を目指しています。
売却方法は主に2つ!「仲介売却」と「不動産買取」の違いとは?
不動産売却する方法には、大きく分けて「仲介売却」と「不動産買取」という2つの方法があります。仲介売却とは不動産会社に依頼して購入希望者を見つけてもらい売却する方法であり、不動産買取は不動産会社に直接物件を買い取ってもらう方法です。
どちらの方法にもメリット、デメリットがありますので、それぞれの特徴を把握して、売主様の売却方針に合った売却方法を選びましょう。
仲介売却 | 不動産買取 | |
---|---|---|
こんな方におすすめ! | より高く不動産を売却したい! 時間はかかってもいいから、じっくり買主を見つけたい! | すぐに物件を現金化したい! 売却先をすぐに見つけたい! |
買主 | おもに個人のお客様 | 不動産会社 |
売却までにかかる時間 | 不動産買取よりも時間がかかる | 早期に売却できる |
売却時の価格 | 不動産市場の相場に近い価格での売却を期待できる | 仲介売却と比べると、売却価格が低くなりやすい |
仲介手数料 | 売却価格が400万円超の場合、価格の3%+6万円かかる | 仲介手数料は不要 |
不動産売却に適したタイミングとは?
PICK UP!
不動産相場の動きからタイミングをはかる
不動産の売買においては、不動産価格が下がったときに買って、高くなったら売るのが理想的です。しかし、いつ相場の変わり目が来るのか、その見極めは不動産の専門家であっても簡単ではありません。
相場全体が上昇傾向のときに少し価格が下がりはじめたからといって慌てて売却すると、その後の相場が持ち直すこともあります。相場は細かい上下運動を繰り返しながら、大きな波を形成して変動するため、全体の流れを見ることが大切になるからです。
かつてのバブル時代と異なり、不動産が高騰し続けることはあまり期待できません。したがって、購入時よりも少しでも高くなっているときに売ることができれば、売却のタイミングとして悪くはないでしょう。
季節による売りやすさの違いに着目する
不動産の売却には、売りやすい季節と売りにくい季節があります。年間を通してもっとも不動産が動くのは年度の変わり目です。日本の場合は4月に新年度が始まるので、新年度を迎える4月を目途として引っ越しする人が多くいらっしゃいます。
新年度を新居で迎えようと引っ越しを検討中の人の場合、1月~3月に住宅を探すことが多いようです。いいかえれば、売主様はこの時期に合わせて売りに出すことによって売却しやすくなります。
同じような現象として、春ほどではありませんが、秋も異動シーズンです。またお子様の夏休みに合わせて引っ越す方もいらっしゃいますので、売却時期の目安と検討されるとよいでしょう。