広島市の不動産を売る。注意すべき点とは!?
2022/01/24
こんにちは!
広島市、府中町で活動しています、株式会社AXCISの臺原です。
大切な不動産を売ろうと思ったら、大きな金額が動くので絶対失敗はしたくないですよね。
この回では、広島市で不動産を売却する時に知っておいてほしい注意点にふれてみます。
知らずして売るのとでは大きな差になりますので、是非参考にしてみてください。
不動産のよくある売却理由を知ろう
「不動産を売ろう!」と一大決心をする時は何らかの理由、タイミングがありますよね?
内容によって売却方法も変わってきます。
どういった理由やタイミングが多いのか考えてみましょう。
・住替え
売却理由として最も多いのは、「住替え」です。
住替えを理由にされる方は、短い期間で「売却」と「購入」を済ませることになります。
そのため、通常の売却に比べてスケジュールの調整などが難しくなります。
引っ越しの手続きや作業も必要になるため、慌ただしくなることも予想されます。
ただし、最も多い売却理由でもあるため、しっかりとポイントを押さえればスムーズに一連の流れを終えられます。
ポイントとしては、売却と購入のタイミングをできるだけ合わせることが挙げられます。
・相続
亡くなった方が所有していた権利を引き継ぐための「相続登記」が必要になります。
ややこしく感じてしまいますが、相続登記が完了すれば、あとは通常の売却と大きな違いはありません。
相続登記が面倒だからといって放置してしまうと、使っていないにもかかわらず固定資産税などの税金を支払い続けることになってしまいます。
相続人が複数いる場合は意見をまとめるのが難しくなることもありますが、相続登記はできるだけ迅速に済ませることが大切です。
・資産整理
「資産整理」もよくある理由の1つです。
不動産を現金化したいとお考えの場合は、売却によって得られる金額や、売却にかかる費用、税金などをしっかりと整理して、細かい部分もきちんと把握し
おくことが大切です。
・その他
他には、転勤・転職などのやむを得ない事情や、離婚、金銭的な理由などで売却を行うケースもあります。
売却理由によって選ぶべき売却方法も変わってくるため、ご自身の場合はどの方法を選ぶのが最適なのか、慎重に検討して決めましょう。
売却前の注意点を知っておこう
不動産を売るということは、一世一代の大きな取引です。
武装なしで挑んでも良い成果を得ることは出来ません。
物件を売り出す前に、いくつかの注意点を理解し、理論武装して挑みましょう。
・状況や事情に合った方法を知る
不動産を売るには、さまざまな方法があります。
仲介による売却 → いつ売れるのかはわかりませんが、広く買主を探せるので高く売れる可能性があります。
買取による売却 → 業者は主に再販が目的です。なので売却価格は少し安くなりますが、その分すぐに売却できるという特徴があります。
買取保証付き売却 → 一定期間で売れなかった場合に、契約した不動産会社に直接買い取ってもらえるという方法です。
リースバック → 不動産会社に買い取ってもらったあと、賃料を支払うことで物件に住み続けられるという方法です。
このように、それぞれの方法にそれぞれの特徴があります。
売却の際の優先順位をよく考えて、自分に合った方法を選びましょう。
・相場を知る
仲介による売却で売り出し価格を決める際は、同じような物件がどの程度の価格で売れているかといった周辺相場を調べておくことが大切です。
事前にSUUMOやアットホーム等の不動産の情報サイトで地域の物件を検索してみましょう。「ウチノカチ」というサイトも目安が分かりますのでお勧めです。
時代による相場もとても重要で、数十年前の値段が必ずしも参考になるとも限りません。
相場を自分で把握しておくことで、不動産業者の査定額も理解しやすくなると思います。
・売却にかかる費用を知る
売却にはさまざまな費用がかかりますので、売却出来た金額から諸費用を引かなければなりません。
印紙税や譲渡所得税、抵当権抹消費用などが発生し、仲介の場合は仲介手数料も発生します。
他にも残留物があれば撤去費用、解体更地渡しなら解体費、物件の状況によってケースバイケースで様々な費用が必要になります。
「全く残らんかった・・・。」ということが無いように、事前によく調べておきましょう。
売却を成功させるために意識しておくべきこと
売却を成功させるには、意識しておいた方が良いことがあります。
・不動産売却の基礎知識を知る
不動産の取引について何も分からないまま、相手任せで売却が進んでしまうと「こんなはずではなかった・・・。」「そんなの知らんかった・・・。」など
後悔することになってしまうかもしれません。
そうならないためにも、基礎的な部分はご自分でも理解しておくことが大切です。
・不動産売買は相手が有っての取引
仲介で不動産を売却する場合、その不動産を欲しい人が現れなければいつまで経っても物件は売却できません。
高く売りたいからといって相場からかけ離れた価格設定にしても、現実的でない売り方をしていては買主は見つかりません。
買主が現れた際には、双方が満足できるように、お互いが納得のいく、よい取引を行うことを心がけましょう。
まとめ
大きな資産である不動産を売却するのは、とても勇気がいることですし、状況によっては考えることもストレスになります。
「ようわからんけ~任せるわ・・・。」「また今度でいいじゃろ・・・。」と後回しにしたり、誰かに丸投げにしていませんか?
取引価格が数万円のものならば、悪くても数千円の損得ですが、取引金額が数千万円になれば数百万円の損得に変わります。
後回しにしたり、誰かに丸投げに出来る金額ではありません。
不動産を所有したのあれば、例え買ったばかりでも常に「いくらで売れるのか?」は知っておかないといけない重要事項です。
そのためには、自分で勉強することも重要ですが、「話ができる不動産屋」を見つめることも重要です。
不動産のことを気軽に相談できる不動産屋さんを日ごろから探しておくことをお勧めします。
「不動産屋さんって、今すぐ売る予定ないのにそんな相談に乗ってくれるんかね?」と思うかもしれませんが、まったく逆で「なんじゃ、今売らんのんかい!」みたいな不動産屋とは絶対に付き合うべきではありません。
病院でも「かかりつけ医」というものがあります。不動産屋もそういった「かかりつけ医」みたいなところがあってもいいと思います。
私は不動産話は大好きなので、マイホーム、土地活用、賃貸事業、不動産投資、なんでも語り合いましょう!