住宅の住替え手順、売却先行?購入先行?
2022/06/08
こんにちは!
広島市、府中町で活動しています、AXCISの台原です。
「住宅の住替えをしたいけど、どうすればいいのかわからない・・・。」
「住宅の住替えをしたいけど、失敗しない方法を知りたい・・・。」
この様な悩みは多くの方が抱いています。
今回は、住宅の住替え方法について考えてみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
売却が先か、購入が先か
住宅の住替えを考えるとき、今住んでいる所有の不動産を先に売却する方法、新しい住宅を購入した後に売却する方法、この2つの方法に分かれます。
先ずは、この2つの方法の手順について説明します。
・売却先行
住替えを決めたら、今所有不動産の売却に取り掛かります。
住宅の売り出し → 買主が見つかる → 売買契約締結 → 支払・引き渡し
売却をしてしまえば手元の資金が確定しますし、住宅ローンが残っていたのなら返済も済ませれるので安心です。
問題点は、住んでいた住宅を先に売却してしまうので、次の新居が決まるまでは一時的に別の住まいが必要になるということです。
2回引越しをしないといけないのはかなり大変です。
・購入先行
今住んでいる不動産が売れる前に、新しい住宅を購入することです。
売却先行のように一時的な仮住まいが必要ないので、引越しの手間が少なくなります。
また、空家状態になっているので買いたい人が内見しやすいというメリットもあります。
問題は買手がなかなか見つからなかったり、直ぐに売れない場合、新居と両方のローン返済をしないといけない期間が発生します。
ダブルローンで見る見る貯金残高が減っていきますので、焦って早く売却を急ぎ、相場よりもかなりの安値で売却してしまうケースも少なくありません。
結論は、住宅ローンがどうなのか問題です。
現住宅のローン残債が無いなら購入先行がおすすめ、残債があるなら売却先行がおすすめです。
住替え実行の目安
住替えを考えるのであれば、住替え希望の日から半年は最低でも準備期間としてみておきましょう。
3月にお考えであれば9月には動き出すことをお勧めします。
売却先行にしても、購入先行にしても、先ずは現住居の売却査定から行います。
おおよその売却金額が確定したら売却スタートし、資金繰りに合わせて新居を探していきます。
一番の理想は、新居と現住居の引渡し日をどれだけ合わせることが出来るかがポイントです。
この辺の販売、購入戦略を立ててくれる不動産屋を選ぶことが重要です。
まとめ
この回では、住替えを行う時に売却先行か購入先行かを考えてみました。
住替え後、資金繰りに困らないかどうかがすべてです。
ダブルローンになってしまい、月々の返済が苦しい・・・。
この様に困るくらいなら、引越しの手間はかかります現住宅の売却を先にしてしまった方が良いです。
「もしこうなっても大丈夫か?」
常にリスクを念頭に置いて、決して安易に先走らないように判断していきましょう。