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なぜ相続税対策になるの!?

なぜ相続税対策になるの!?

2021/03/01

なぜ相続税対策になるの!?

こんにちは!

AXCISの臺原です。

いよいよ三月ですね。冬も終わり気持ちのいい季節になってきます。

この季節は、釣りに行けば魚がたくさん釣れ、ゴルフは暑くもなく寒くもなく、外遊びの最高シーズンです。

休みの日は、何をして遊ぼうか今から楽しみです!

 

さて、

「相続税対策のためにアパートやマンションを建てた。」という話は聞いたことがあると思いますが、なぜ対策になるのか?

相続税についてみていきましょう。

 

 

相続税とは、亡くなった人の財産を相続する時にかかる税金です。

では、かからないようにする為にはどうしたらいいのか?

財産を無くしてしまえば、相続する財産がないので相続税はかかりません。

生前元気なうちに旅行に行ったり、おいしいものを食べたり、とにかく使いまくって財産を残さないようにしましょう!

 

・・・そんな訳にもいきませんよね?

 

財産のすべてが現金とは限りませんし、高齢になってくるとそんなにお金を使うことが無くなります。自分が死んでしまう時期に合わせて使うことなんかできません。自分の子供たちに残しておきたい気持ちもあると思います。

 

でも、残せば残すほど税金がかかります。相続した財産が現金だとお金で解決できますが、不動産みたいな換金性の低い財産だと、思ってもいない安値で売却しないといけなくなったり、相続してしまったがために困ってしまうこともよくある事です。

相続税を払うために財産を失ったとか、後の人生は税金を払うためだけの人生だったという悲しい話も聞いたことがあります。

 

こんな事だと、良かれと思って残したのに、残したほうも、受け取ったほうも浮かばれません。

なので、元気な時に準備や対策を必ずしておくべきだと思います。

 

 

相続税の減税対策は、財産を減らすしか方法はありません。

冒頭でも述べましたが、だからと言って無駄に使っても意味がないですよね?

方法として、使って財産を減らさなくても、借金も財産を減らす対象になります。

 

「じゃあ、借金をたくさんすればいいのか!?」と言う訳でもなく例えば、

3億の資産がある人が、貴金属や骨とう品を買うために3億貸してくれと言っても銀行は貸してくれません。それで借りたとしても、その貴金属や骨とう品も財産ですからその価値も相続税の評価の対象になってしまいますのであまり意味がありません。下手に評価が下がってしまうだけの物を買っても、何のために買ったのか意味がなく本末転倒です。

 

 

目を付けたのが、賃貸物件の建設・購入です。

その1:土地の上に建物を建てると、土地の評価が下がり財産が減額されます。

その2:家の評価は建てた瞬間に下がるので、新築の建物という財産が増えますが評価は低くなります。

その3:借金の額が財産から減額されます。

その4:家賃収入があるので、自分の財布からお金を出すのではなく、家賃で返済できます。対策を取りながら新たな財産が構築できるのも魅力です。

 

このような具合で、非常に都合がよくメリットが大きいのです。

 

例えばざっくり計算ですが、約3億の財産、配偶者・子供2人だと

相続税は約2,900万円です。

2,5億円借金してマンションを建てると、相続税は約750万円に縮小します。

2,900万円-750万円=2,150万円の圧縮

それで(家賃収入)-(借り入れを返済)しても利益は出ると思いますので、新たに貯金もできます。

 

土地を残したい、財産の大半が不動産であれば、本当にやったほうがいいと思います。

 

 

注意点が2点あります。

1点目:露骨な対策は税務署に目をつけられてしまうかも。

近年、あまりにも露骨にやりすぎて、この対策が意味をなさなかったケースがありました。亡くなる前にバタバタやって、亡くなると即売却は、それ目的にどうしても見えてしまいます。元気な内から税理士を交えて、計画的に始めなければなりません。

 

2点目:賃貸事業は事業だということをお忘れなく。

賃貸事業として向いている立地なのかどうかとても重要です。

税金対策にはなったが、事業がうまくいかず毎月赤字になっているでは対策の意味がありません。(多額の借金)+(厄介な事業)が残ってしまうので、素直に相続税を払ったほうが良かったという事になってしまいます。

 

の2点には十分に注意しましょう。

 

 

まとめ

払うものは当然払わないといけませんが、対策があるのであれば取るべきだと思います。

 

何もしなければ、三代で家は滅ぶといいます。

自分が死んだ後のことはあまり考えたくはありませんが、残された大事な家族のためにも、しっかり話し合っておきましょう。

子供からは話しかけにくい話題なので、財産を持っている親側から話し合いのきっかけを作ってあげたほうがいいかもしれません。

何もしなかったら、本当に揉めます。

「ウチは財産はないから関係ないよ。」

いいえ、家一軒でも揉めます。

 

自分や誰かが亡くなった後の事は考えてくないものです。

でも、考えないといけない事ですね。

 

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