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注意!不動産の資産価値と査定額。

注意!不動産の資産価値と査定額。

2021/04/27

注意!不動産の資産価値と査定額。

こんにちは!
広島市・府中町で活動しているAXCISの臺原です。

不動産の売却を考えた時、「資産価値」と「査定額」という言葉を耳にすると思います。
一見同じように思えますが全く意味が違います。
不動産を購入する際はこの「資産価値」が重要で、将来出来るだけ落ちにくい不動産を選ばなくてはなりません。
購入や売却を行う前には、対象不動産の資産価値を知っておく必要があると思います。


今回は「何がどう違うのか?」「何を基準に選べばいいのか?」簡単に説明します。

 

 

資産価値と査定額の違い
 

<資産価値とは>
一般的に、建物や敷地を財産として評価した価値のことを指します。
資産価値は土地の価値と同一として扱われることが多いです。
建物は経年劣化により価値が下がってしまいますが、土地は劣化せず、価値が下がらないからです。

 

<査定額とは>
査定額は現状の建物と土地の価値の合算であり、物件の劣化や市場の人気によって価格が上下します。
また、査定額は実際の売却額ではなく業者が売却できると見込んだ価格であるため、必ずしもその金額で売却できるとは限りません。

 

 

マンションと一戸建ての資産価値の違い
 

共通して言えることは、建物部分はおよそ20年で資産価値がほとんど0に近くなります。
経年劣化によって年々価値が下がることが原因です。
建物の価値がなくなってくるのであれば、残る価値は土地が多くを占めます。

 

<戸建て住宅の場合>
土地を全て占有しているため、その土地の価値がそのまま資産価値になります。
建物部分の資産価値が無くなっても、土地部分の資産価値だけは永遠に残り続けます。
ある程度の年数が経過すると建物部分の資産価値が0になりますが、それ以降は土地部分の資産価値が残るので、価値の変動が比較的少ないです。

 

<マンションの場合>
土地部分は共有物であるため資産価値として換算することが難しいです。
そのため、建物部分の経年劣化とともに、資産価値は0へと近づいていきます。
マンションの管理状態や、立地の良さなどによっては資産価値の低下を防げます。

 

 

資産価値が落ちにくい物件は?
 

<駅・バス停から近い>
いつの時代も「交通の便」が不動産選びには重要なポイントの一つです。
特に近年は、駅から離れている物件の価格の下落率が今までに比べて大きくなっており、それほどに駅近物件は人気を集めています。

 

<地域の中心部>
人口密度が安定し、商業施設や公共施設が整っている、いわゆる生活がしやすい場所です。
当然のことですが、人気がある地域の不動産は資産価値はほとんど下がりませんし、将来的に上がる可能性もあります。

 

要するに「誰もが欲しが場所・建物」は価値が下がりにくいです。

 

<マンションと戸建ての比較>
資産価値の下落する原因は、建物の老朽化にあります。
多くの場合、戸建てを所有する場合はその土地も所有します。将来建物の資産価値が0になっても、土地部分の資産価値は残り続けます。
しかし、マンションの土地は共有です。
土地の価値が残ることを考えると、資産価値が下がりにくいのは戸建てだと思います。

 

 

まとめ
今回は、不動産の資産価値について考えてみました。
府中町も広島市でも、今後場所によって資産価値の二極化が進んでくると思います。
しかし、将来売却しやすいを念頭に置いての不動産購入なら資産価値を考えて購入しなければなりませんが、「場所が気に入った」「親や子供、友人の近くだから」とか気に入る理由は人それぞれです。

 

不動産を買うなら、家族や周りが幸せになることが絶対条件です。
幸せになるためにこの物件を買ってもいいのか?大丈夫なのか?頭が痛くなるまでしっかりと考えましょう!

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