株式会社AXCIS

相続した実家の売却を考えているのだけど・・・。

お問い合わせはこちら

相続した広島市の実家の売却を考えているのだけど・・・。

相続した広島市の実家の売却を考えているのだけど・・・。

2021/08/24

相続した実家の売却を考えているのだけど・・・。

こんにちは!
広島市・府中町で活動しています、AXCISの䑓原です。

 

「相続した実家の売却を考えているのだけど・・・。」
不動産を相続した場合、貸さない、使わないのであれば売却をお勧めします。
不動産というものは持っているだけでお金がかかりますし、色々なトラブルも起こります。
「まあ、何時か売ればいいか・・・。」は、「あの時に早く売っておけばよかった・・・。」になりがちなので、相続した不動産は早めに方向性を考えましょう。

 

それでは、相続した実家を売却するメリットや売却の手順、注意点などを解説します。

 

 

 

相続した不動産を売却するメリット

 

メリットは大きく分けて3つあります。

 

1・維持費が要らなくなる
不動産は所有しているだけでも固定資産税が掛かります。また、雑草の手入れや物件の清掃などの手間が必要になりますし、遠方だと交通費などの費用も掛かります。

 

2・遺産分割をスムーズに行える
不動産は物理的に分割できないため、分割の際にバランスを取るのが非常に難しい資産です。
そのため、不動産の相続をめぐって相続人同士でもめる「争族」になりやすいです。
不動産を売却して現金化したほうが、分けやすく、余計なトラブルも少ないと思います。

 

3・相続税が払える
相続する資産によって相続税が多額になる可能性があります。
相続した資産が、現金の比率が少ない場合はその相続税の支払いが困難になります。不動産を売却して、現金を得て、相続税の支払いに利用できます。

 

 

 

売却手順を確認する

 

売却する手順を詳しく確認していきましょう。

 

1・遺産分割協議を行う
まずは相続人がそれぞれどのくらい遺産を相続するのかを協議する必要があります。
遺産を公平に分割し、トラブルが起きないようにするためにも、この遺産分割協議は必要不可欠です。
もし遺言書がある場合は遺言書の内容に従って分割することになります。
協議を行い、話をまとめた結果を遺産分割協議書という書類に記入して完了です。
書類に何らかの不備があると後々のトラブルの元となりますので、基本的に専門家に依頼するようにしましょう。

 

2・相続登記を行う
相続した不動産の所有権を被相続人から相続人に移す手続きです。
不動産を売却する際には、売却する方が所有権を持っている必要があるため必須です。
複数人で相続した場合は、代表者1人に所有権を移して売却するのが一般的です。
相続登記は法務局が行っておりますので、所有権移転の登記申請書や戸籍謄本などの必要な書類を持って行き、法務局に申請しましょう。

 

3・不動産の売却を行う
相続登記を行い不動産の売却ができるようになると、次に売却活動を行います。
売却する相手が決まっているのであれば、そのまま売却を行えば良いのですが、ほとんどの場合は不動産会社に売却を依頼することになります。
仲介を依頼する場合の売却活動においては、物件調査と価格査定、媒介契約の締結、広告や営業活動などの買主探し、購入希望者に対しての交渉、売買契約の締結、決済後に引き渡しという流れで売却が行われます。
また、買取を依頼する場合は、物件調査と価格査定、契約条件の調整、売買契約の締結、決済後に引き渡しという流れで売却が行われます。
仲介だと数ヶ月から数年近く売主探しや交渉などを行うことになるのですが、買取の場合はとても早く現金化できます。

 

4・現金を分割する

最後に不動産を売却して手元に残った現金を分割します。

 

 

 

共有名義で相続した不動産を売却する際の3つのポイント

 

1・窓口担当者を決めておく
様々な手続きを行う際に毎回相続人が全員集まることは難しいので、窓口を担当する方を1人決めておきましょう。

 

2・共有者全員の同意を得る
共有名義で相続している場合は、売却する際に相続人全員の同意が必要です。
共有名義人1人でも反対者がいると、売却ができません。

 

3・売却額の下限を決めておく
売却活動を行う前に、この金額であれば売却できるという最低金額を決めておき、売却する際の意思決定基準を統一しておくことをおすすめいたします。

 

 

 

売却する際の注意点

 

不動産は他人が勝手に売買できません。

お亡くなりになられた方の名義のままでは売却できない点にご注意ください。
たとえ親族や身内でも、自分の名義ではない不動産は勝手に売買できません。
名義を変更する相続登記は必ず行いましょう。
また、相続されてからしばらく放置していると税金の特別控除を受けられなくなります。
相続してから3年以内に売却することを目安に、売却計画を立てるようにしましょう。

 

 

 

まとめ
 

せっかく不動産を相続したのに、何もしないで持ち続けるよりも「売却した方がいいのかな。」と感じて頂けたのではないでしょうか。
焦って売却に失敗しないように、売却するメリット、手順、注意点を理解しておきましょう。

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。