不動産を有効活用しよう!(事業として注意しましょう)
2020/01/19
不動産、「貸す」か「使う」か「売却」か!(2回目)
最近、よく耳にする「ソロキャンプ」。大変興味があります!
キャンプって「家族や友人と複数で行って、ワイワイ楽しむ!」イメージで、一人で行って何が楽しいんじゃろうか?っと思っていましたが、よくよく聞いてみると「いいかも・・・!」です。大勢で行くと「みんな楽しんでいるかな~」「みんな食べてるかな~」「ケガとか体調悪い人いないかな~」とか色々気を遣うじゃないですか。まあ、それも楽しいのですが、一人だとやりたいことをして、食べたいものを気兼ねなく食べて、何も考えずボーと焚火をいじって遊ぶ。男のロマンをなんとなく感じませんか!?
近々、チャレンジしてみます!!でも、一人は少し怖いので最初は車内泊にしてみます!
本題に入ります!
つづき、
今回は「貸す」です。
「貸す」にはいろいろな方法があります。
<地貸し>
そのまま土地を貸して借主から賃料をもらいます。借主はそのまま駐車場や資材置き場など使うこともあれば、家を建てる、コンビニ等建物を建てて利用するケースがあります。返還は更地戻しが普通です。
初期投資はほとんどかかりません。ただ土地を貸すだけなので、リスクも低いです。しかし、長期で見ると色々なリスクの可能性は有ります。一言でいうと、貸主の都合で返してもらえないということです。借りた人はその上で生活が成り立っています。貸主の都合で返してと言われても困りますよね。そのため法律は、借主のほうが有利になっています。まあ、ずっと借りてくれるわけですから有難いことです。
<貸駐車場・貸倉庫・太陽光発電>
貸駐車場も初期投資はあまりかかりません。アスファルトをびしっと引いて行うと、ある程度の初期投資はかかります。貸倉庫もアパートやマンションほどの金額はかかりませんが、そこそこの建築費が必要です。また、貸駐車場や貸倉庫はとにかく立地が重要です。そこに作って需要があるのかどうかがすべてです。
太陽光は日あたりが良い土地であれば都会でも田舎でもいいので、田舎の広い土地にドバーンっとやっているのを見たことがあると思います。都会の土地評価が高い所でのドバーンはちょっともったいないですけどね。
これらの方法は、固定資産税がまるっとかかりますので、評価が高い土地だと税金がかなり苦しいです。
<賃貸事業>
戸建・アパート・マンションを自分で建てて貸す事業です。建築費がかかりますので初期投資の金額は数千万~数億円になります。だた、融資を受けるのが一般的で、自己資金は総事業費の1割~2割くらいになります。ただ、土地の担保評価や事業の利回りが良ければ自己資金はもっと少なくても融資してくれることもあります。
A家賃収入―B支出(借入返済+経費+税金)=C利益
上記の様に、非常にシンプルな構図です。
AよりBが多ければCは赤字です。大変なことになってしまいます。今はバランスが良くても10年後、20年後には周りの環境がどう変化するのかわかりません。事故や天災のリスクもあります。収益もでるし、色々な節税にもなるので良いのですが、ちゃんとリスクをわかった上で行わなければなりません。
他にも「貸す」方法は有りますが、上記にもあるように、「貸す」のは事業です。特にアパートやマンションなどは事業性が高いので、安易に乗らないことをお勧めします。良くない話を聞くこともありますし、たくさんの相談も受けます。何も考えずにいいことばかり言う営業マン、会社も問題とは思いますが、簡単に乗る方も悪いと思います。
もし、お好み焼き屋をしようと思ったら、色々考えます。地域、人の流れ、ライバル店、仕入先、店舗等、きりがないくらい計画を練り「これならば!」と思ってやっと開業しますよね?賃貸事業も同じです。
「貸す」はリスクもありますが、しっかり練れば大変面白い選択肢です。大きな可能性も秘めていますので、ぜひ一度考えてみましょう!
現在、賃貸事業の計画を進められている、契約したけど不安がある等、ぜひ気楽に相談下さい。
知識のある第三者との話は、参考になると思いますし、とても気持ちが楽になります。
何かあれば「臺原さんに相談してみよう!」を目指していますので、お問い合わせお待ちしています!!
次回、「売る」からつづく。