不動産の一括借上げの評判、実態。（商品の疑問）

最近、ワンルームマンションの不動産投資が再加熱しているようです。一棟物の物件が難しくなってきたので、小口のワンルームに目がいっているのでしょう。しかし、ワンルームは本当に気を付けないと痛い目に合います。金額が小さくなる分、傷が浅いと考えるのかもしれませんが、利益が出る物件はほんの一握りしかありません。

また、審査書類改ざんして不正融資が問題になっていますが、なぜ同じ失敗を繰り返すのでしょうか・・・。指示を受けたとかなんとか言っていますが、これだけ問題になっているのに、何を考えているのかと思います。本当に、やれやれです・・・。

つづき、

「壁が薄い、防音が悪い、建物の質事態がわるいのでは？」商品の疑問。

ネットなどで検索して一番多く出ている苦情ですね。「階段の上り下りの音がうるさい！」「トイレの流した音が聞こえる！」「隣の電話の声がうるさい！」等など。あらゆる文句や苦情が出ています。

大手ハウスメーカーで、色々特徴はあります。例えば積水さんは内装がすごくきれいですし、土地にうまくマッチさせたプランニングは素晴らしいですよね。他にも外壁や屋根が修繕しやすい独自の材料を開発、使用している会社もあります。各社得意分野という押しどころがあります。では、大東建託の建物が特別悪いか、うるさいかというと、そうではないと思います。どんなアパートやマンションでも、音は聞こえます。どんなに壁や床、階段に防音処置をしていても、上下、隣に人は住んでいるのですから聞こえるのは当たり前です。完璧に聞こえなくするなんて無理ですよね！？

「音」の問題はどのメーカーにとっても永遠のテーマで、確かに古い物件は防音対策が不十分な物件もあるのは事実です。しかし、各メーカー苦情がでる度に何とかならないかと日々研究、開発され、最近では木造でも鉄骨並みに音が聞こえにくくはなっています。

でも、夜中に大音量で音楽を聴いたり、夜遅くにエアロビをするなどの非常識な隣人はたまにいると思います。これは建物がどうのこうのではなく、お互いが共同住宅で生活するためのモラルの問題です。また、特に日本一の管理戸数である大東建託は、入居者が１５０万人ぐらいいるわけですから、分母が多い分、苦情も多く、目立ってみえるのでしょうね。

結論を言いますと、建物（壁も薄くないし、質もいいですし、防音対策もばっちり）、設備はどの大手メーカーにも負けていません。内装はあまり見栄えはしませんが、賃貸物件としては十分です。あまりにも良すぎる建具を使うのは原状回復費などの修繕費が割高になるので考え方だと思います。

アパートやマンションは戸建じゃないので音はします。私も大東建託の建物に、３物件ほど住んだ経験がありますが常識の範囲内です。

次は「そもそもこんなに建てて大丈夫なのか？供給過剰では？」市場への疑問につづく、